【漢方薬紹介】生脈散(しょうみゃくさん)「コタロー」について

元号も「令和(れいわ)」となり、GW(ゴールデンウィーク)も終了して仕事などが始まっておられる方も多いのではないでしょうか…季節の変わり目や夏場などで起こりやすい疲れや夏バテなどを中心に肉体的に疲労を感じる方の滋養強壮や虚弱体質の方を中心におすすめの漢方薬が生脈散(しょうみゃくさん)です。

今回は構成もシンプルなのにもかかわらず、減退した体力回復などにしっかりと貢献する漢方薬の生脈散(しょうみゃくさん)をご紹介させていただきます。

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【漢方薬紹介】辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)について

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)は鼻づまりや頭痛を改善する辛夷(しんい)を中心に鼻炎などが慢性化してしまい、熱感を伴っている状況の鼻づまり、蓄膿症、慢性鼻炎などにおすすめできる漢方薬です。特に鼻に関しては乾燥傾向に用いられますので、膿性の鼻汁や嗅覚障害などにも用いられる場合があります。

こちらの漢方薬はクラシエ薬品と小太郎漢方製薬がございます。

※クラシエ薬品
→ 辛夷清肺湯エキス顆粒「クラシエ」
※小太郎漢方製薬
→ 辛夷清肺湯エキス細粒G「コタロー」

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【漢方薬紹介】神仙太乙膏(しんせんたいつこう)

あと1週間半ほどで年越しとなります…本年もたくさんのご相談やご購入などを数多くの中から当店をご選択いただきまして本当にありがとうございます。今年は12月27日まで営業を行っておりますのでよろしくお願いいたします。

前回は冬の季節などに起きやすい症状の冷えや季節にかかわらずアレルギー性鼻炎・花粉症などにもおすすめできる漢方薬の「麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)」を紹介させていただきました。

今回は皮膚全般の症状におすすめの神仙太乙膏(しんせんたいつこう)について紹介させていただければと思います。今までは顆粒や細粒を紹介させていただきましたが、今回は皮膚症状全般におすすめできる外用の漢方薬を紹介させていただきます。

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【漢方薬紹介】麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)について

2018年ももうすぐ終了して新しい年になりますが、いかがお過ごしでしょうか。数多くの漢方に関するご相談やお求めもいただいておりまして大変嬉しく思います。いつもナガエ薬局をご利用いただきまして、本当にありがとうございます。

前回は玉屏風散(ぎょくへいふうさん)という外からの邪を防いで身体をしっかり守っていく漢方薬を紹介させていただきました。今回は特にこれからの本格的な冬の季節に起きやすい冷えやだるさを伴う鼻や咽喉などの症状におすすめの麻黄附子細辛湯を紹介させていただきます。

抵抗力の少ない高齢者の方や虚弱者の感冒、気管支炎などを中心に疲労感の強い感冒や寒さ・冷えなどが原因の感冒、皮膚や筋肉など抵抗力が減退した際になりやすい感冒、冷えによる関節痛や神経痛におすすめの漢方薬です。また、花粉症などのアレルギー性鼻炎に対して用いる漢方薬としてもおすすめです。

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)のお求めはナガエ薬局で!
※こちらの漢方薬は細粒タイプもございます。

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体の冷えに良い漢方薬について

2018年も残すところ後1ヶ月ちょっとで年越しというところまで参りました。暖冬とは言われていますが、季節が冬に近づくに連れて気温も徐々にではありますが寒くなってきました。

毎年この時期になりますと「冷えは万病の元」というフレーズを耳にされる方も多いかと思いますが、冷えは肩こり・便秘・不眠など様々な部分で身体に悪影響を与えてしまいます。

そこで今回は身体の冷えを改善する漢方薬を紹介したいと思います。

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【漢方薬紹介】玉屏風散(ぎょくへいふうさん)「コタロー」について

玉屏風散は名前の中に屏風(びょうぶ)という言葉が入っています。屏風は外からの必要なものを通過させて入ってはいけないものを食い止める働きがあり、屏風(免疫)によって外からの邪を防いで身体をしっかりと守ると考えられています。

特に汗をよくかく、疲れが出やすい(疲労倦怠感)、風邪を引きやすい方、寝汗をかく方に用いられるの漢方薬です。

玉屏風散(ぎょくへいふうさん)のお求めはナガエ薬局で!

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精について【中医学用語解説】

漢方相談などで相談をしている中でよく出る言葉の1つが「精(せい)」です。人体が成り立つ中で必要なエネルギー源として挙げられるのが「精」・「気」・「血」・「津液」・「神」です。

主に日本では主に「精」・「気」・「血」・「津液」と呼びますが、中国では古代の哲学の中でこれらの4種のエネルギー源の神が宿ると考えられていますので中国の基礎理論では神も項目として説明がなされています。

主に精・気・血・津液は人体の臓腑や経絡、器官などの物質の生成や体内で代謝したり、生理的な活動を遂行しています。そして、これらの物質が相互に密接な関係となっています。その中で精は先天の精と後天の精があり、主に人類の生命を維持する根源のエネルギー源であると考えられています。

主に精の不足によって生殖の精と呼ばれる新しい生命体を繰り出すエネルギー源としての役割もありますので、不妊症でも重要な項目として捉えられています。また、高齢による頻尿・腰痛・下肢の痛み、耳鳴りなどの症状や他の部分との関係でも必要となります。

主におすすめの漢方薬として腎のエネルギー源を補う補腎の漢方薬の鹿茸大補湯六味丸八味地黄丸知柏地黄丸杞菊地黄丸牛車腎気丸滋腎通耳湯などがおすすめです。

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【女性の悩み】月経過多におすすめの漢方薬4選

月経周期、月経周期、経血などに関して通常とは異なる事や月経がなぜか止まってしまったり、色々な原因で病症が現れる事を中国の婦人科では「月経疾病」と言われています。これらは月経の失調、子宮の内部がただれて出血している(崩漏:ほうろう)、更年期による月経停止(閉経:へいけい)など様々な症状を有しています。

少し間が空いてしまいましたが、今回は月経過多について掲載したいと思います。月経失調などに関しましては月経先期に記載しておりますのでそちらをご覧いただければと思います。

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【漢方薬紹介】十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

前回、腎の代謝や機能が悪くなっている事で発生する症状に効果がある漢方薬として六味丸(ろくみがん)をおすすめいたしました。今回は第7回目となりますが、この時期は特に気温差などが影響したりする事でエネルギー源でもある気・血が不足してしまう症状(気血両虚)になってしまいがちです。

そこで、今回はエネルギー源でもある気・血の不足(気血両虚)を中心として疲れた際におすすめの「十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)」について紹介をしたいと思います。主に十全大補湯は栄養面や機能面で落ち込んでいると感じていたり、すぐに疲れを感じてしまう、疲れが酷くて起きているのが辛い、いくらでも眠れる方におすすめできる漢方薬です。

十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)のお求めはナガエ薬局で!
※こちらの漢方薬は錠剤タイプもございます。

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【漢方薬紹介】六味丸(ろくみがん)「クラシエ」について

前回は主に女性の症状(疲れ・イライラ・手足の冷え)などが気になる方におすすめの芎帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)について紹介をさせていただきました。第6回となりました今回は六味丸について紹介したいと思います。

主に腎の代謝や機能が悪くなっている事で発生しているこれらの症状を腎のエネルギー源でもある気(腎気)を補って強化する漢方薬です。六味丸は主に排尿困難、残尿感、頻尿、むくみ、かゆみ、夜尿症、しびれなどにおすすめできる漢方薬です。

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