ナガエ薬局は以前より妊娠をしやすい体づくりに関しまして取り組んでまいりましたが、漢方不妊研究会の会員となりましたのでお知らせいたします。
不妊漢方研究会はかわいい赤ちゃんに恵まれるために、不妊を病気とは考えず、カウンセリングと適切な漢方療法にて体調を整え、本来の赤ちゃんに恵まれやすい体作りをサポートする事を主な理念として設立された研究会です。
まずは漢方薬を使ってみましょう。このブログでも月経先期・月経後期・月経不定期などの症状に起きやすい証や漢方薬をおすすめしていますのでぜひご利用ください。
ぜひ皆様の不妊にも役立てればと思っております。
不妊に対する気持ち
最初に不妊の悩みで一番出やすい症状は「不安・焦り」ではないかと思います。特に結婚をすると周囲からは次は子供を生んでねとかお子様を期待してますといった事を言われてそれをプレッシャーに感じてしまい、それがまた不安や焦りに繋がってしまいます。
不安・焦りは身体に対して様々な部分にも影響を与えます。無排卵以外は問題がないという意見もありますが、ストレスに対してより多くのエネルギー源でもある気・血・精を多く使ってしまったりといった部分もありますので排卵があれば良いという問題でもないように思います。
それらが身体の調整ができなくなっている原因の1つになっているのではないかと思います。
実際に不妊で多くのご相談をしておりますとこの気持ちがわからないのではないかと思われる方も多くおられるかもしれませんが、実は私の親族も実際に不妊で悩んでおりますのでその気持ちが良く分かります。
月経が殆ど無かった
実際にその親族は以前、妊娠(不妊)の事を考えるまでは月経がないという事に関して女性特有の痛みやだるさなどがない訳なので、月経が無くて楽だという認識でした。
そのままで大丈夫なのかと何度も伺っても問題ないんじゃないといった回答が来たりしていましたが、実際に結婚をして子供がほしいと思うようになってからは徐々にそれが逆にとても大きな焦りとなり、不安に繋がっているような気がします。
それが原因で余計に月経が来なくなったり、焦りからかイライラするようになったりといった悪影響などもあった様です。
相談をして漢方薬を飲み始めました
実際に当店で相談を受けた時には20代後半なのにもかかわらず、ほぼ半年月経が来ていない状態(その前は3~4ヶ月程)で基礎体温なども計測していない状況でした。
そんな中、実際にご来店を頂いて相談をしているとやはりエネルギー源でもある気・血が不足している状態(気血両虚)の症状、精の不足や血の滞りの状態(瘀血)の所見がありましたので2種類の漢方薬をとりあえずまずは1ヶ月しっかり服用してくださいと伝えました。
不安などもありましたので、なるべく意識せずにご主人が休日の時にはドライブでも構わないので外出をしたりといった気分転換もされていたようです。
周期が短く…
すると漢方薬を飲み始めて1週間程すると生理が来たとの報告がありましたので、そのまま継続するように伝え、次の生理は35日程で来たといった感じで無月経だった状態から徐々に月経後期の状態へと調整が出来て改善しているのではないかと思います。
実際には他にも様々な状況で様々な方にお使いいただいておりますが、まずはお使いになられる方の気持ちを考えると症例一点だけではなく、気持ちはどうなのだろうかと思う事を重点に考える様にしています。
気持ちにも変化が…
徐々に周期が改善してきますとそれが1つの喜びとなり、それまでは嫌がっていた徐々に基礎体温も計測するようになりました。また、実際にご主人の休日には散歩など外出したりと気分転換をしたりする様になっているのではないかと思います。
今はまだ親族はこの段階ではありますが、生活習慣はほとんど変える事なく生理の周期が短くなってきているといった部分は徐々に漢方薬で調整する事ができているように感じます。また、他にも数多くの不妊症で妊娠された方のご相談も受けております。
漢方薬を使ってみませんか。
生活習慣の改善などは無料でできる事ではありますが、変えられない生活習慣もあるはずですし、変えたとしてもそれを継続していくためには努力をしなければなりません。仮にそれが不妊にとって余計にストレスになったり、焦りや不安になるようであれば見直しをしなければならないのだと思います。
そんなあなたに漢方薬はおすすめできる手段の1つではないかと思いますので、まずは漢方薬を使ってみましょう。このブログでも月経先期・月経後期・月経不定期などの症状に起きやすい証や漢方薬をおすすめしていますのでぜひご利用ください。