ウコン
ウコンとはショウガ科の多年草で見た目はショウガに似ており、肝臓病や胆のうに効くことで知られています。 ウコンの主な有効成分は、濃いオレンジ色をした色素の「クルクミン」と、他の様々な糖油成分です。 これは肝臓の機能だけでなく免疫力を強化し、ガン細胞の発育を抑制する効能も明らかにされてきました。 ウコンには春にピンクの花が咲く春ウコン、秋に白い花が咲く秋ウコン、断面が紫色っぽい紫ウコンがあります。 肝臓は非常に重要な内臓で、体に入った栄養を蓄えたり代謝したり、体に有害なものを解毒し無害なものに変えて排泄するといった機能があります。 肝臓はよく「沈黙の臓器」といわれる通り、機能が低下しても自覚症状がないので、食生活に十分な注意が必要です。 酒量を抑えるのが肝臓を思いやる第一条件ですが、ウコンはお酒を飲みながら健康を保つ手助けともなる、愛飲家にとっては非常に都合のよい食品で、働き盛りの中高年層を中心に人気を集めています。 |