三黄瀉心湯（さんおうしゃしんとう）は、中国の漢方の原典である「金匱要略」に記載されている薬方です。
本方は、高血圧症や過度の思考、心配などによる 顔や頭部の充血、精神不安、不眠などの興奮状態、また痔出血、鼻血などの出血症状をおさえるのに用いられます。




黄ごん4.0、黄連4.0、大黄1.0



比較的体力があり、のぼせ気味で、顔面紅潮し、精神不安で便秘の傾向のあるものの次の諸症状： 高血圧の随伴症状（のぼせ、肩こり、耳鳴り、頭重、不眠、不安）、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症