桃核承気湯( とうかくじょうきとう )
桃核承気湯(とうかくじょうきとう)は、桂枝茯苓丸と共に、駆おけつ剤の代表的な処方で、婦人疾患に広く用います。婦人のお血、神経症状、便秘などを目標とし、月経不順、月経困難,月経痛など月経異常に、また頭痛、イライラ、めまいなどの神経症状に本方が適用されます。
桃仁5.0、桂皮4.0、芒硝2.0 甘草2.0、大黄2.0
比較的体力があり、のぼせて便秘しがちなものの次の諸症=月経不順、月経困難症、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)
【使用のポイント】
● 月経不順、月経困難による障害に用います。
●腰痛、腹痛の激しい月経困難症に用います。
● 月経時の興奮、不眠、イライラ、頭痛などの神経症状に用います。
● 赤ら顔でのぼせて便秘する人に用います。
● 頭痛、めまい、肩こりなどの高血圧症に用います。
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