補中益気湯( ほちゅうえっきとう )
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、補剤の王者として別名医王湯と呼ばれ、胃腸の働きを高め、体力を補い元気をつけます。即ち、虚弱体質、食欲不振、病後の衰弱、疲労倦怠、夏負けなど体力増強を目標に本方が適用されます。
黄耆4.0、当帰4.0、人参4.0 蒼朮4.0、柴胡5.0、升麻2.0
大棗2.0、陳皮2.0、甘草1.5 生姜1.0
元気がなく、胃腸の働きが衰えて疲れやすいものの次の諸症=虚弱体質、疲労倦怠、病後の衰弱、食欲不振、ねあせ。
【使用のポイント】
● 胃腸の働きが衰えて食欲不振で疲れやすいものに用います。
● 微熱があったりねあせがあったり疲労を訴える人に用います。
● 言語や眼勢にちからがなく疲労倦怠感がある人に用います。
● 夏やせ、病後の体力のない人に用います。
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